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しょうない氣龍祭とは

2体の龍に想いをのせて
庄内町の新たな伝説が、今幕を開ける!

おいしいお米の一大産地として知られる山形県庄内町。
平成17年に旧余目町と旧立川町が合併して誕生した庄内町ですが、実は古くから「飛龍伝説」(旧余目町深川エリア)、「龍神信仰」(旧立川町立谷沢エリア)という龍にまつわる伝説が存在しました。
そこで、2つの町に共通する「龍」をコンセプトに、五穀豊穣と町の発展を願う新たなまつり、それが「しょうない氣龍祭」です。
この祭りのシンボルとなる2体の巨大な龍のうろこには、龍の製作にあたりご寄付を頂いた方々や、製作当時(令和2年)の町内小中高生の願い事を刻みました。みんなの願いを載せてダイナミックに舞う龍の姿を、是非会場にてご覧ください。

2体の龍
2体の龍

立谷沢川流域の龍神信仰とおいしい米の里の礎

庄内町の頂・月山を水源とする清流・立谷沢川。かつては暴れ川として恐れられ、たびたび水害をもたらしてきました。そのため、立谷沢川流域には水を司る神とされる龍神を信仰する風習があり、今日に至るまで各集落に龍神碑が存在します。

江戸時代初頭になると、最上義光公の家臣であり、当時の狩川城主であった北楯大学助利長公が、荒れ地だったこの地に立谷沢川から水を引く工事を開始。完成した北楯大堰を通じて流れる立谷沢川の水が、現在の庄内平野とおいしい米のふるさと庄内町の礎となっています。

余目エリアに伝わる龍神伝説

余目エリアにある「金沼」には、かつて嵐を起こす龍が住んでおり、農作物を荒らしていました。その龍を鎮めるため祈ったところ、龍は浄化され、今ではこの地の安寧と豊かな田園を守る龍になったとの伝説があります。

この伝説をモチーフに、平成4年に商工会青年部のメンバーが発砲スチロールで巨大な「飛龍」を製作。「余目まつり」で担いだことが今日の飛龍誕生のきっかけです。

実行委員長挨拶

今年も第二回しょうない氣龍祭が開催できること、とても嬉しく思っております。
“子ども達が大人になっても誇れるまつりを町一丸となって創り上げる”という想いで、これまで実行委員会で準備をして参りました。

開催するにあたり、多大なるご理解とご協力を頂戴致しました、庄内町、教育委員会、各報道局、関係各位の皆様に心より御礼と感謝申し上げます。祭りの目玉ともなる、飛龍、姫龍の初披露に向けた準備も『庄内飛龍會』を中心に日々の練習に力を入れているところです。他にも食のブース、ダンスパフォーマンス等、充実した内容になっております。

当日は、安全で楽しく、感動のある祭りを開催したいと思っております。何卒、自己管理による感染予防対策の徹底をして頂きますようお願いいたしますと共に、多くの皆様のご来場を心よりお待ち申しあげます。

実行委員長
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